「時々Webページが見れない、応答が遅い、ページの表示に時間がかかり過ぎる。」などの苦情がお客様から届いていませんか?
どんなに速いサーバーを使ったとしても、所詮一台のWebサーバーには処理の限界があります。だからといって複数台のWebサーバーを用意しただけでは、 負荷は思ったように分散してくれません。ロードバランサーを導入することで、これらの問題を解決することができます。しかも、、、単に負荷を分散するだけではありません。構成の変更を外部に隠したまま、Webサーバーを 増やすことも減らすこともできます。もし、Webサーバーのどれかに障害が発生した場合でも、速やかにそのサーバーを自動的に切り離すことができます。
クラスターコンピューティングでは、LVS(Linux Virtual Server)によるスケーラビリティーと高可用性を実現するLVS負荷分散システムの設計/構築をご提供いたします。
特徴
- http等のリクエストを動的に負荷分散
- TCP、UDP等のプロトコル、ポート番号に応じて、パケットを実サーバに振り分ける(L4)
- ファイアーウォール(パケットフィルター)機能がある
- どのリアルサーバーに振り分けるかについて、複数のスケジューリングポリシーから選択可能
構成例1
- LVSを導入してWebサーバーを冗長化する

リアルサーバーの稼働状態を周期的に監視、異常があれば自動切り離しを行なう、回復すれば自動参加させる
構成例2
- LVSを冗長化する
ロードバランサ(アクティブ)とロードバランサ(スタンバイ)の冗長化構成
- LVSに障害発生

ロードバランサ(アクティブ)の稼動状態を周期的に監視、異常があればロードバランサ(スタンバイ)に切り替える
LVS冗長化構成
- L4ロードバランサ
- 振り分けアルゴリズム(重み付ラウンドロビン、重み付最小コネクション等が指定可)
- パーシスタンス機能
- ヘルスチェック
- フェイルオーバー
- keepalived LVS と組み合わせて使う、ロードバランサの冗長性確保用デーモン。
- vrrp (Virtual Router Redundancy Protocol) ルータの多重化
オープンスース(OSS)化構成によるメリット
- TCOの削減
- 透明で、自由度が高い
- 経験豊富なエンジニアによるサポート体制